好天に恵まれた9月29日(日)
美蔵(びっくら)紀行が開催されました
近代化産業遺産、喜多方駅前の「喫茶煉瓦」さん
もとは、お隣甲斐商店さんの「米蔵」でした
ごらんのように甲斐商店さんの店横、奥に煉瓦のアーチが見えますが
かつてはこの奥に煉瓦の蔵がもっとあったのだそうです
駅前の通りは作場道といって農道でした
「蒸気機関車が通ると火事になる」などと言われ
明治37年、喜多方駅は当時としては町なかから離れたところに作られたのです

~若喜商店さんの縞柿の蔵座敷と
店舗の様子はご紹介するところがたくさんあるので次回に~
旧島三商店、煉瓦の書斎蔵入り口の飾り鍵穴
普段は松の枝の下に隠れています
あることをするとこの鍵穴が出てきます

書斎蔵内部、講師の石田新吉先生「先代の三六さんとは碁のお仲間でした」
画面下の三六さん胸像は「せぴろま会」の創設者「佐藤恒三」さんの作品です

こちらは大東銀行の斜め向かい
「金田洋品店」さんの煉瓦の店蔵、近代化産業遺産です

昼食は岩月町の農家レストラン「農泊小林」さん
アスパラの天ぷら、茄子を炒め大葉と味噌で味付けしています
イカと野菜の煮つけ、カボチャのひき肉づめ、おからの煮つけ
クレソンの白和え、秋ナスときゅうりの漬物
具だくさんの味噌汁・・・思い出してもよだれが・・・
予約制ですが3名様ぐらいから受付が可能だそうです
問0241-22-5004

農泊小林さんから歩いて5分くらいの
登り窯、見事な釉薬の色と艶
たたくと「キーン」と金属音がします
1200度~1300度で焼成されたものだからこその証です

そして三津谷集落、近代化産業遺産で国登録有形文化財の
若菜農園さんの煉瓦蔵

きたかた喜楽里博プログラムから
「農家のおやつ体験」ぶどう、ミニトマト、山栗、枝豆、
茹でたてじゃがいも、炊き立て新米に自家製味噌をつけていただきます
さっきごはん食べたばかり・・・
いえいえ、おやつは別腹です

おたづき蔵通りで「絵本蔵」ワークショップのご案内
ぶらりん号に乗って駅にもどりました
皆さまたくさん歩いていただき、本当にお疲れ様でした
眼福・口福で幸せな1日を満喫いただけましたか?
「きたかた喜楽里博」では、蔵のまちガイドがご案内する
「とっておきの蔵めぐり」も受け付けております
プライベートガイドを伴って喜多方をお楽しみください
問0241-24-5200